新★レストラン自然食研究所のブログ

病やアレルギーを改善する食事・健康を考えた食生活のアドバイス

玄米・味噌・ぬか漬け・梅干が健康維持に繋がる。

 

人間の体内には、自然治癒力の元といわれる物質「インターフェロン」が存在します。ウィルスが体内に侵入すると、細胞からたんぱく質の一種であるこの物質を分泌して細胞がウィルスに感染するのを防ぎます。この防衛システムを最大限に生かすことで、薬に頼らなくても安全で理想的に健康を維持することができます。

 

 

この物質がうまく働くようにさせるには、毎日の食事で血液を弱アルカリ性に保つように心がけることです。それには、玄米を主食とし、海藻の味噌汁と梅干し、ぬか漬けを少々、また、身体を温める働きがある根菜類(大根・人参・ゴボウ・レンコン)や海藻類、キノコ類の副菜を毎日の食事に取り入れるようにすると効果が期待できます。

 

 

玄米や雑穀には、体調維持に必要なたんぱく質も含まれているので、体調がすぐれない時は無理してたんぱく質を補おうと思わなくてもいいのです。

 

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穀物や豆類、ゴマなどのふすまに多く含まれている「IP6・アイピーシックス」(イノシトール6リン酸)には、抗酸化作用や抗ガン作用があります。IP6が身体の中に入ることで有害な物質を体外に排出し、細胞を守る働きをしてくれます。

 

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当研究所考案の玄米菜食メニュー。とろろ昆布と自家製たくあんをのせた玄米雑穀ご飯、ふのり汁、大根と人参のそぼろ煮、当研究所裏のキノコ畑で収穫した椎茸の蒸し焼きです。副菜の調理には、できるだけ油脂類を使わないようにしています。

 


玄米雑穀ご飯、梅干、季節の野菜のぬか漬け、具だくさんの野菜とふのりの味噌汁。こんなシンプルな食事でも、健康は充分維持できます。

 

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おろし自然薯とメカブを添え玄米雑穀ご飯です。自然薯や長芋、海藻類は、便秘の改善に有効な食材です。梅干がとても合います。

 

 

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味噌は、大豆のタンパク質を麹菌によって発酵させ、消化しやすいアミノ酸に変えてできたもので、米にはない必須アミノ酸が含まれています。このことから、玄米ご飯と味噌汁の組み合わせはお互いに栄養価を高める効果があります。

 

 

このように、玄米+味噌+ぬか漬け+梅干は健康を維持できる最強の組み合わせです。私は、野菜細工・切り絵の公演で海外に行く時は、この4つと醤油を必ず持参します。長期の滞在でも体調を崩して帰ってくることはまずありません。

 

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当研究所では、大寒の頃、杉樽に黒豆味噌を仕込んでいます。当店ご利用のお客様は、見学・味見ができますので、ぜひ体験してみてください。

 

 

 

 

 

天然成分100%オーガニックスキンケア【Sorabudo】

増える若年性の病気

10代で認知症!?

 

若年性認知症や若年性特発性関節炎など、10代の若者が発症する病気が増え続けています。

 

 

若くして病気を患うのは、自然とかけ離れた誤った食生活や飽食の時代における生活習慣が関係していると私は考えます。

 

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とくに、認知症を患う人や予備軍の人は、肉類や脂の多い魚、乳製品などのコレステロールを多く含む食品、砂糖や果物、人工甘味料が使われた甘い食べ物・飲み物、動物性油脂、味の素を始めとした化学調味料食品添加物等を日常的に摂る傾向にあります。

 

 

また、高血圧症を改善せずに放っておくと、やがて脳血管疾患になり、認知症になる確立も高くなります。 

 



認知症になると、脳機能の低下から物忘れがひどくなる、精神や身体の機能が衰え、普段の生活に支障をきたしてしまいます。多くの患者は家族の力を必要としますが、重度の認知症になると家族からも見放されて介護施設に入所することになるかもしれません。

 

 

これから社会に出て働かなければならない家族が判断力や記憶の障害、徘徊、被害妄想、弄便などの症状が続いてしまったら・・・?あなたは耐えられますか?

 

 

生涯病気で苦しまないために

まだ若いからと食事の改善を無視し続けていると、そのうち病気になってしまったら、自分も家族もそれまでの生活が一変してしまいます。若年性の病気になりたくない、家族が若くして病気になってほしくない。ほとんどの人が、そう思っているはずです。

 

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食生活の改善に努めたいのであれば、肉料理や乳製品を控えるようにする。味の素を始めとした化学調味料食品添加物は摂らないようにする。化学調味料食品添加物が使われたインスタントやレトルトなどの加工食品、食品添加物人工甘味料がふんだんに使われたスイーツや菓子類、飲料は、食べない・飲まないようにすること。

 

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また、体調不良を感じた時は、主食に玄米を取り入れる。野菜、根菜類、海藻の副菜を食べるようにする、無添加の調味料を選び、できるだけ手作りにすることも必要です。

 

 

コンビニ食、インスタント食品やレトルト食品などの食品添加物まみれの自然ではない食生活で介護が必要になってしまったら、医療や介護に費用がかさむことで家庭崩壊を引き起こす恐れも出てきます。まだ若いから大丈夫と思っていると、一生後悔することになるかもしれません。

 

 

当研究所のホームページでは、病気にならないための食事や生活習慣病の改善を目指す食事などについて紹介していますので、役立てていただければと思います。

 

 

また、当店では、無添加・安全な食を体験できる宿泊コースをご用意しています。ぜひ、家族で学びながら体験していただきたいです。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

毎年790万人の障害児が生まれている。

支援学級が足りない!

 

世界では、毎年約790万の障害児が生まれていて、全ての出産数の約6%を占めています。


ここ数年、日本では、養護学校の生徒が増え続け、支援学級が足りないとテレビでもしばしば報道されるようになりました。


なぜこんなにたくさんの子供が生まれながらに障害を抱えているのか、疑問に思いませんか?

 

自然ではない食品や調味料が病気や障害に繋がる。

 

 味の素を始めとした化学調味料食品添加物、人工飼料やホルモン剤抗生物質漬けの食肉・卵・牛乳、養殖魚、農薬・化学肥料で育てられた米や野菜など。

 

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妊娠前・妊娠期間中に、自然とはいえない食材や食品を食べ続けていることが、母胎や胎児の発育及び母乳に重大な影響を与えます。

 

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 多くの人が、妊娠期間中は薬品に対して特別に配慮しますが、薬品と同レベルといってもおかしくない化学調味料食品添加物の危険性には気が付いていないように私は感じています。


生まれてから子育てをするのではなく、子を産む前に子育ては始まっています。


毎日の食事、何気なく食べているものが生まれてくる子供の将来を左右するのです。

 

 

生まれつき目が見えない、耳が聞こえない、奇形、手足の欠損など何かしらの問題を抱えて生まれてしまってからでは、世界一の名医でも治すことはできないでしょう。

 

 

私は、2011年の東日本大震災で店舗兼住宅が全壊しました。最低限の修繕で再建したものの、その後もホームページやブログなど限られた範囲で食の大切さを訴え続けています。

 

 

健康で五体満足の子供を迎える準備をしたい人たちのため、無添加に沿った、安全な食生活を一人でも多くの人が心がけていくよう、私はこれからも発信し続けていきたいです。

 

 

 

毎日のぬか漬けが腸内環境を整えてくれる。

 ぬか漬けは腸内細菌の働きを助ける。

 

漬物は、日本古来の優れた発酵食品の一つで、日本人の食卓に欠かせない保存食です。現代では、漬物が苦手という人が増えているようですが、昔は、各家庭にぬか床があったものでした。

 

 

熟成、発酵して漬物となり、独特の風味と酸味をかもし出す。漬物を仕込む際に塩を入れることで、雑菌、腐敗菌が繁殖しにくい状態になり、生きたまま腸に届く有効な乳酸菌も発生します。

 

 

ぬか漬けの乳酸菌は腸まで届く!

 

「ヨーグルトを食べれば乳酸菌が摂取できる。」企業の宣伝効果のおかげなのか、ヨーグルトを毎日食べる人がいるようです。しかし、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は、体内では胃酸によって死滅していまいます。

 

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一方、漬物や味噌に含まれる乳酸菌は、腸まで届く有効なものです。中でも、乳酸菌を豊富に含むぬか漬けを食べるようにすることで、人間の免疫システムが集中している腸の環境を整え、便秘や病気の予防・改善にも効果が期待できます。

 

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 こちらは、ウドのぬか漬けです。ウドの先の部分だけ片ゆでして、他の部分は生の状態で漬けるのが私流です。

 

 

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ぬか漬けにする野菜は、きゅうりやナス、かぶ、大根などが定番ですが、山菜や茎わかめなども合います。ぬか漬けは、漬物の他、炒め物やチャーハンの具としても美味しく活躍してくれます。

 

食品添加物が使われた漬物に注意!

  

市販の漬物には、色を鮮やかにさせ、おいしそうに見せるための着色料などの食品添加物がふんだんに使われていることが多いです。

 

 

市販の漬物には原料産地の表示が義務付けられているので、購入の際には必ず確認することをおすすめします。いくら漬物が身体にいいといわれていても、着色料や保存料、化学調味料が使われている漬物は、身体に逆効果だからです。

 

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ぬか漬けをおいしく健康的に続けるには、無農薬の米ぬかを使うのがポイントです。

 

 

私は、家庭でぬか床を作ることをすすめています。当研究所のホームページ「ぬか床レシピ」では、ぬか床の作り方や手入れの仕方について掲載していますので、参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

塩分補給に有効な梅干

梅干は健康維持に欠かせない!

 

昔から、梅干はご飯に添えたり、おにぎりに入れたりと防腐作用がある日本独特の保存食として食べられてきました。梅干に含まれるクエン酸は、食べ物の消化吸収を促します。

 

 

塩分は、塩そのものから摂るよりも、梅干や味噌、醤油から摂取する方が身体には有効です。特に、塩分補給を目的とした熱中症対策には、梅干が効果的です。

 

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また、梅干数個と根菜類(大根・人参・ゴボウ・レンコン)や海藻と一緒に煮ることで、カルシウムやビタミンの吸収率を高める働きがあります。

 

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梅干を選ぶなら、ミネラルが取り除かれた精製塩ではなく、自然海塩が使われた長期熟成の梅干が理想的です。

 

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梅干は、仕込んでから3年以上熟成させたものが美味しいです。私は、熟した梅を漬けています。漬ける容器は、環境ホルモンが出ない甕をおすすめします。

 

梅干は家庭で手作りに!

 

市販されている梅干には砂糖やハチミツが使われていたり、色を鮮やかにさせ、口当たりがいいように見せかけるため、化学調味料や着色料などの食品添加物がふんだんに使われた商品やが多いようですが、これらは、病や体調不良を抱えている人、アレルギー体質の人には逆効果になってしまいます。

  

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毎日食べる梅干は、無添加が一番です。できれば家庭で手作りにしましょう。 

 

 

当研究所のホームページでは、梅干の作り方を掲載しています。作ってみたい人は、参考にしてください。当店ご利用の方には、アドバイスをしております。

 

 

 

 

 

 

生命維持に塩は不可欠

人間は海から生まれた弱アルカリの生き物

 

生命が危機状態になった時に、病院で点滴として用いられるリンゲル液。中身は塩化マグネシウム、塩化カリウム塩化カルシウムブドウ糖などです。このように、人間の身体はミネラルを含んだ塩分を摂取すると回復することからリンゲル液が用いられるようです。

 

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フランスの医師・生理学者生物学者のルネ・カントンは、「地球上にある海の中で発生、長い進化の中で生き物は現在に至っている。陸に上がった生命は海と無縁になったわけではない。生命体は、内に体液という名の海水をたたえ、その中に体細胞という名の魚を飼っている養魚層である。」と、唱えています。そして、人体の機能が健全に働くには、血液と脳の中のナトリウムとカリウムのバランスが適度に保たれていることが重要であると。

  


現代は、塩を有害視している医師や自治体の指導者が多いのですが、本当に有害なのは、ミネラルをすべて取り除かれた精製塩です。あらゆる病の原因は、ミネラル不足によるものですが、そのミネラル不足を引き起こしているのは、自然とかけ離れている、化学的な食品に偏った毎日の食生活と私は考えます。

 

毎日の食事でミネラルを有効に取り入れるには?

ミネラルは、食材、塩や味噌、醤油などの調味料から摂るようにするのが基本です。病気を改善していくため・病気にならない身体作りを目指すには、化学調味料が入っていない自然塩や自然塩が使われた無添加の調味料を選ぶこと。

 

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また、海藻や根菜類(大根・人参・ゴボウ・レンコン)は、ミネラルや食物繊維が豊富なのでおすすめしたい食材です。

 

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また、体調が思わしくない時は、ミネラルを不足させる単糖類(ハチミツ・果物・チョコレート等)、二糖類(砂糖・牛乳等)、肉などの動物性食品や乳製品は極力控えるべきです。

 

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味の素を始めとした化学調味料食品添加物化学調味料食品添加物が使われた食品全般にも同じことがいえます。

 


毎日の食事から適度にミネラルを摂り入れることが機能を果たす身体作りや生命維持へとつながり、免疫力や自然治癒力を高めてくれます。

 

 

 

塩を選ぶなら自然海塩を

私たちの身体に合った塩とは

 

私たち人類は、約40億年前の太古の海で誕生しました。塩は生命維持には不可欠なもので、塩を摂るということは、ミネラルを補給して身体の中で細胞が活動する環境を保つことです。

 

 

人間の身体の3分の2は水です。この体液や血液の塩分濃度は0.85%、7.3±0.03の弱アルカリで、魚類の体液と全く同じ濃度です。これは、海水の約3分の1の濃度を保っていることになります。この4分の3は細胞内に含まれ、残りは細胞外液として血液やリンパ液として体内を流れています。

 

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長い進化の過程で、海水から体液がつくられた私たちの身体に合った塩とは、その内なる海である古代海水やミネラル組成を再現できるようなものです。

 

毎日使う塩は何がいいのか?


では、どんな塩が身体に合っているのかというと、まずその国や土地のものであること。そして、ミネラルやカルシウム、マグネシウムを適度に含み、食品添加物を使用せず、昔ながらの製法でつくられた海塩がおすすめです。

 


ヨーロッパの水はミネラル・カルシウム・マグネシウムを多く含んだ硬水ですが、日本は火山灰土なので土中のミネラルが少なく、水もミネラルが含まれていない軟水です。よって、日本人は水からミネラルを摂取できないので、岩塩よりもミネラル・カルシウム・マグネシウムを豊富に含む海塩の方が理想的といえます。私は、料理によって岩塩と海水塩を使い分けていますが、なるべく海水塩を使うようにしています。

 

過度な塩分制限はミネラル不足を招く!

  

様々な病気の原因の一つにミネラル不足が挙げられますが、塩分制限のために塩を摂らないように指導する医療機関自治体が多いので、塩が有害視されている傾向にあります。しかし、有害なのは塩そのものよりも、ミネラルをすべて取り除かれた精製塩であり、ミネラル不足を招く食生活なのです。

 

 

毎日の食事から適度にミネラルを摂り入れることが、機能を果たす身体作りや生命維持へとつながり、自然治癒力を高め、ちょっとしたことで病院へ行こうとは思わなくなるはずです。