生命維持に塩は不可欠
人間は海から生まれた弱アルカリの生き物
生命が危機状態になった時に、病院で点滴として用いられるリンゲル液。中身は塩化マグネシウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、ブドウ糖などです。このように、人間の身体はミネラルを含んだ塩分を摂取すると回復することからリンゲル液が用いられるようです。
フランスの医師・生理学者・生物学者のルネ・カントンは、「地球上にある海の中で発生、長い進化の中で生き物は現在に至っている。陸に上がった生命は海と無縁になったわけではない。生命体は、内に体液という名の海水をたたえ、その中に体細胞という名の魚を飼っている養魚層である。」と、唱えています。そして、人体の機能が健全に働くには、血液と脳の中のナトリウムとカリウムのバランスが適度に保たれていることが重要であると。
現代は、塩を有害視している医師や自治体の指導者が多いのですが、本当に有害なのは、ミネラルをすべて取り除かれた精製塩です。あらゆる病の原因は、ミネラル不足によるものですが、そのミネラル不足を引き起こしているのは、自然とかけ離れている、化学的な食品に偏った毎日の食生活と私は考えます。
毎日の食事でミネラルを有効に取り入れるには?
ミネラルは、食材、塩や味噌、醤油などの調味料から摂るようにするのが基本です。病気を改善していくため・病気にならない身体作りを目指すには、化学調味料が入っていない自然塩や自然塩が使われた無添加の調味料を選ぶこと。
また、海藻や根菜類(大根・人参・ゴボウ・レンコン)は、ミネラルや食物繊維が豊富なのでおすすめしたい食材です。
また、体調が思わしくない時は、ミネラルを不足させる単糖類(ハチミツ・果物・チョコレート等)、二糖類(砂糖・牛乳等)、肉などの動物性食品や乳製品は極力控えるべきです。
味の素を始めとした化学調味料・食品添加物や化学調味料・食品添加物が使われた食品全般にも同じことがいえます。
毎日の食事から適度にミネラルを摂り入れることが機能を果たす身体作りや生命維持へとつながり、免疫力や自然治癒力を高めてくれます。
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