新★レストラン自然食研究所のブログ

病やアレルギーを改善する食事・健康を考えた食生活のアドバイス

醤油を選ぶなら何がいい?

醤油は日本人にとって欠かせない調味料

 

食の安全や健康を考慮した食事を続けるには、基本の調味料から改めていく必要があります。

 

 

一般に売られている醤油は、脱脂加工大豆(大豆油を絞った搾りかす)が原料の工業生産されたもので、保存料、カラメルなどの着色料、甘味料などの食品添加物化学調味料グルタミン酸ナトリウムが使われているものが多いです。これらはローコスト、発酵過程が短いので量産ができ、値段も安いのですが、このような添加物で作られた醤油は少なからず身体に悪影響を及ぼします。

 

 

醤油風調味料は醤油ではない。

 

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醤油の原料表示に「脱脂加工大豆、調味料、pH調整剤、甘味料、カラメル色素」と記載されていたら、それは醤油ではなく、「醤油風調味料」という偽物の醤油です。脱脂加工大豆とは、大豆油を絞った搾りかすのことで、醤油風調味料は激安スーパーなどで1リットル300円以下という価格で出回っています。



醤油を作る上で、大豆が持つ「油」の成分は発酵の過程で味や香りを決める重要な役割を果たします。しかし、この「油」を取り除いた場合は、大豆の分解や発酵が早くなるためわずか3ヶ月ほどで醤油を作ることができます。

 

 

また、大豆の油の代わりに化学薬品を使い、また、保存料の安息香酸ナトリウムやカラメルなどの着色料、甘味料、グルタミン酸ナトリウムを添加することで短期間のうちに量産ができ、しかもコストも減らせるため、大手メーカーは安く売ることができています。

 


しかし、このような食品添加物まみれの醤油は、花粉症やアトピーなどのアレルギー疾患やや生活習慣病を始めとした様々な病気を引き起こす恐れがあるので、できるだけ摂らないようにしたいものです。

 

昔ながらの製法の醤油を選ぶ。

 

昔ながらの製法で作っている業者はごくわずかですが、自然の味にこだわる醤油の作り手もまだ存在します。

  

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毎日使う醤油は何がいいかというと、国産丸大豆、自然塩を100%使用し、昔ながらの製法で3年以上熟成させ、化学調味料食品添加物等が使われていないものをお勧めします。熟成させることで、大豆に含まれるたんぱく質が麹菌の働きでアミノ酸へ変化し、消化吸収率が高まります。3年以上熟成させた味噌・醤油は、ビフィズス菌・乳酸菌が生きているので、胃腸にもやさしいです。