毎日の食事で身体はつくられる。
毎日口にするもので血液がつくられ、その血液で細胞がつくられています。細胞は、常に古いものから新しいものへと入れ替わっています。要するに、食べたもので身体はつくられているのです。
人間の細胞は、脳や心臓を除けば約4~5年ですべて入れ替わるといわれています。
玄米ご飯を炊く時に、梅干しを一緒に入れることで、玄米に含まれる有効な栄養素が吸収されやすくなります。
もしも、毎日食べているものや飲んでいるものが身体にふさわしくなければ、そのうち身体にも何らかの問題が出てきます。例えば、便秘、低体温、生理不順、頭痛、微熱、倦怠感が続くなど。これらの症状が続くことで、体調不良や病気に繋がっていくのです。
身体の不調を訴え検査をしてはみたが、異常なしと診断をされる。それでも、頭痛や倦怠感が続くので、原因が分からないまま他の病院をはしごする。でも、改善されないので、私のところへ相談に来る人がいます。
このことについては、最新の医療機器を使っても、なぜ体調不良なのか解明されない病気が多いからではないかと私は考えます。体調不良や病の根本の原因は食にあるということを説明せずに薬だけで対処する西洋医学。患者には、食生活の改善を第一に指導してほしいと私は思います。
戦後、日本では多くの加工食品に味の素を始めとした化学調味料や食品添加物などが多く使われるようになりました。それに伴い、ガンを始めとした生活習慣病やアトピー、花粉症などのアレルギー、精神疾患、昔は聞いたことのなかった難病が増え続けています。
身体からのメッセージに気付いたら実践すべきこと
病気にならないための身体作りには、気候風土に合った、昔ながらの食生活に戻すことが最優先と私は考えます。私が提唱する健康を考えた食生活とは、100年以上前のもの。玄米・雑穀ご飯、根菜の煮しめ、漬物(ぬか漬け)、海藻の味噌汁を中心とした食事にして、味の素を始めとした化学調味料や食品添加物、人工甘味料等が含まれた食品や飲料はできるだけ摂らないようにすることです。
体調維持は、ストレスに負けない身体作りにも関わっています。風邪を引きやすい、不眠、生理痛・生理不順、便秘、アレルギー疾患、低体温、高血圧・低血圧、不整脈、肩こり・腰痛、倦怠感など、これらは食生活を見直してほしいと身体が送る、ある種のメッセージです。これらのメッセージを無視し続けていると、近い将来取り返しのつかないことになるかもしれません。
当研究所のホームページでは、生活習慣病やアトピー、花粉症などの食事改善や健康を考えた食事のアドバイスについて掲載していますので、ぜひ参考にしていただきたいです。
当店では、自然食・無添加料理の作り方を体験できる宿泊コースをご用意しております。ご家族で、グループでのご利用も承ります。