自然からかけ離れた食生活がウィルス感染を引き起こす。
ウィルス感染しやすい身体とは
中国で発生した新型コロナウィルス感染者は、26日現在で中国国内患者数が2000人を超え、死者は56人に達しています。
現在、新型コロナウィルス肺炎の特効薬はなく、病院では安静にして、体力の回復を待って熱やせきがおさまるまで様子を見るという対症療法しかしていません。
2020年1月22日のブログでも書きましたが、新型コロナウィルスはこれからも変異を繰り返し、世界中で猛威を振るうことでしょう。
健康な人の体液・血液は中性に近い弱アルカリ性で、この範囲であればウィルスは繁殖しづらくなります。しかし、ウィルスは、日頃から肉や乳製品、魚介類等の動物性たんぱく質、人工甘味料が使われた甘いお菓子や飲料、味の素を始めとした化学調味料や食品添加物およびインスタントや加工食品、アルコール類などを好む傾向にある人の体液・血液を好みます。
これらの食品は、血液の流れを悪くし、人間が生きるために重要なホルモンの分泌にも悪影響を与え、また、肝機能が弱まって免疫力が低下し、季節の変わり目に体調を崩しやすくなる傾向にあります。
これまでの経験上、このような自然とはいえない食生活が続くことで免疫力が低下し、ウィルスが住みやすい身体となり、やがては感染症になってしまうと私は考えます。
感染症予防のため続けていきたい食事
元々、肝臓に解毒作用はあるのですが、それには機能を果たすための食事が重要となります。
感染症にならないための食事として、主食を玄米雑穀ご飯にし、長時間やわらかく煮込んだ根菜類(大根・人参・ゴボウ・レンコン)・海藻類の副菜、海藻の味噌汁、梅干、ぬか漬けを取り入れることをを私はおすすめしています。
また、調理には、長期醸造の味噌や醤油など無添加の調味料を選ぶこと。そして、味の素を始めとした化学調味料や食品添加物は摂らないようにすることも必要です。
この記事を読むと、今後何を食べればいいのか分からないと思う人がいるかもしれません。でも、今はありとあらゆるものが手に入りやすい時代です。病気にならないため、今できることから始めてみることが感染症予防に役立つと私は思うのです。
当研究所のホームページでは、健康を考えた食事について、玄米ご飯の炊き方やぬか床の作り方など掲載しています。