新★レストラン自然食研究所のブログ

病やアレルギーを改善する食事・健康を考えた食生活のアドバイス

薬の使い過ぎが耐性菌を増やす。

薬の多剤処方が招く健康問題

 

風邪やインフルエンザで病院へ行くと「とりあえず」とか「念のため」の様々な薬が処方されます。(病院にもよりますが。)これらの服用による「薬剤耐性菌」が深刻な健康問題になっています。

 

 

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「風邪ですね。では、抗菌薬を出しておきます。」と医師から言われたら、その薬は服用してはいけません。抗菌薬は、ウィルス性の風邪には効果がなく、本来はマイコプラズマ肺炎咽頭扁桃膿瘍など細菌性の病気に処方されるものだからです。

 

 

 

抗菌薬は、他の細菌にもダメージを与えるため、優位を得た耐性菌が他の細菌を支配し、増殖していきます。耐性菌は、人から人へ、母親から胎児へと感染していくので、院内感染したくなければ、ちょっとした症状で病院に行くべきではないのです。

 

 

 
安易に抗菌薬が処方される問題の根底には、正しい治療法を見極められない医師が抗菌薬の不適切かつ不必要な処方をする現状があり、これでは治すはずの病気がいつまでたっても治らないのではと私は考えます。

 

 

 薬の服用が自然治癒力を妨げる。

 

体内に有害なウィルスが入ってきた場合、免疫細胞が活発に活動するために熱を発し、体温を上げ、汗と共に体内に溜まった汚れを出し、免疫力を高めようとします。また、熱に弱いウィルスの活動を阻止し、撃退しようとします。

 

 

 

ところが、急に熱が上がったからと解熱剤などの薬で下げてしまう対症療法では、身体がよくなろうとする自然治癒力にブレーキをかけてしまい、逆に免疫力が低下して、症状が長引いたり悪化したりする場合も出てきます。

 

 

 

インフルエンザワクチンを接種したにもかかわらず、インフルエンザに感染したという話をよく聞くのですが、それはウィルスが数時間サイクルで変異を繰り返しているからです。これでは、薬でウィルスを封じ込めようとしても太刀打ちできるはずがありません。

 

 

 

薬剤耐性菌が現れ、抗菌薬が効かなくなると、新たな抗菌薬が開発されるいたちごっこが行われているようですが、一番の治療法は、元々身体に備わっている自然治癒力に任せることです。

 

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誤った食生活で免疫力や自然治癒力が低下している人は、身体にウィルスが住みやすい環境になっています。肉などの動物性食品や乳製品、甘い食べ物・飲み物、味の素を始めとした化学調味料食品添加物の摂り過ぎなどが挙げられます。

 

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毎日の食事で免疫力や自然治癒力を高めていくには、玄米雑穀ご飯、海藻の味噌汁、根菜(大根・人参・ゴボウ・レンコン)や海藻類の副菜、梅干し、ぬか漬けを取り入れるのが効果的といえます。

 

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当研究所のホームページでは免疫力や自然治癒力を高める食事玄米雑穀ご飯の炊き方などについて掲載しています。できることから始めてみることをおすすめします。

 

 

毎日食べるもので体調は良くも悪くもなります。

 

 

当店では、玄米雑穀ご飯の炊き方や玄米に合う野菜・海藻の副菜作りが学べる宿泊体験コースをご用意しております。家庭で安全な食生活を続けていくための調味料選びなどもお教えします。