新★レストラン自然食研究所のブログ

病やアレルギーを改善する食事・健康を考えた食生活のアドバイス

腸内フローラが有効に活動する食事とは

 毎日の食事は昔ながらの日本食を!

 

『腸内細菌の環境を整え、健康で若々しくありたい。』それには、やはり日頃の食生活が重要になります。

 

 

私がすすめているのは、主食を玄米にして、食物繊維を豊富に含む根菜類(大根・人参・ゴボウ・レンコン)や海藻類、ぬか漬けや梅干、味噌汁を毎日の食事に取り入れることです。

 

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当店の宿泊コースの朝食の一例です。

 

左から順にひじき・人参・自家栽培椎茸の煮物(長期熟成味噌で味付け)、昆布だしで溶いた自家製味噌をかけた茹でブロッコリーメカブ酢、ゴボウの煮しめ(梅干と昆布を加えて煮ることで自然の甘味を引き出した一品です。)

 


玄米ご飯には、味噌を仕込み際に一緒に漬けた味噌昆布と、キャベツ・八甲田で収穫した根曲がり竹・ラッキョウ・キュウリのぬか漬けと自家製梅干を添えています。味噌汁の具は、1時間ほどとろ火でゆっくりと煮たワカメとエノキ茸・大根おろしです。

 

 

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玄米を炊く時に、梅干を一緒に入れることで、玄米の栄養分が体内に吸収されやすくなります。

 

 

当研究所のホームページでは、玄米雑穀ご飯の炊き方を掲載していますので、興味のある人はご覧ください。

 

 

玄米には、ビタミンやミネラル、食物繊維の他、たんぱく質や脂質などの身体に必要な栄養素も含まれているので、意識して動物性たんぱく質を摂らなくても健康維持を目指すことができます。

 

 

また、梅干に含まれるポリフェノール「エポキシリオニレシノール」には、インフルエンザウィルスの増殖を抑える働きがあり、病気や老化の元となる活性酸素の増加も抑えてくれます。

 

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根菜類(大根・人参・ゴボウ・レンコン)や海藻類などに含まれる食物繊維は、腸内の掃除もしてくれるので、便秘の解消にも効果的です。

 

腸活にブレーキをかける食品を控えることも必要

 

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体調不良を早く改善したい人や感染症対策の食事をすぐにでも始めたい人は、私がすすめている玄米菜食を取り入れる他、身体を冷やして免疫力向上を妨げる甘い食べ物・

飲み物、パンや麺類などの麦製品、味の素を始めとした化学調味料食品添加物等をしばらく控えるようにしてみてください。

 

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近代の栄養学は、食材が持つ一部の栄養素だけを見て判断しているから、効果がすぐに現れないと私は考えます。

 

  

腸内フローラが有効に働くようには、食材の全体の長所や短所を見ながら調理法を考えることが必要です。調理法について知りたい人は、当店の宿泊体験コースで学ぶことをおすすめします。