発熱は身体からのメッセージ
熱が出たらまずは汗をかくこと
風邪やインフルエンザによって発熱した場合は、厚着をしてなるべく汗をかくようにするのが効果的です。
19世紀末から20世紀初めに活躍したフランスの医師・生理学者・生物学者のルネ・カントンは、血液のミネラル組成と海水に含まれるミネラル組成が近似していることを発見しました。
「生命体は、内に体液という名の海水をたたえ、その中に体細胞という名の魚を飼っている養魚漕である。人体の機能が健全に働くには、血液中のナトリウムとカリウムのバランスが適度に保たれていることが重要である。」と。
過去記事でも取り上げています。↓
体内にウィルスが侵入した場合、免疫細胞が活動しようと熱を発し、体温を上げて熱に弱いウィルスの活動を阻止し、ウィルスを撃退しようとします。
逆に言うと、血液中のナトリウムとカリウムのバランスが崩れてしまうと、ウィルスが侵入しやすい環境になるということです。
もしも、身体にウィルスが侵入してしまったとしても、身体の防御システムが働くことで、熱を上げて、ウィルスの活動を弱めることができ、また、汗をかいて身体に溜まった悪いものを出すことで、体液のバランスを保とうとしているというのが私の考えです。
こういうわけで、熱が出た時は、なるべく汗をかいた方が治りが早いと私は思うのです。ただし、普段から自然塩や自然の材料で作られた調味料、自然に沿った食材・食品を摂るようにしているか否かで回復のスピードは変わってきます。
インスタント食品や食品添加物が使われている加工食品の摂取が、ガンや糖尿病などの生活習慣病や花粉症・アトピーなどのアレルギー疾患の原因の一つとされています。
ウィルス感染を防ぐ食生活とは
誤った食生活が原因で、熱が出ても、汗がかけない体質の人がいます。そういった人は、症状が長引く、あるいは重症化する恐れがあります。
私のこれまでの経験から感じていることですが、長年に渡って誤った食生活を続けてきたから持病を抱えている。だから、新型コロナウィルス感染すると重症化してしまうのです。
次は自分かもしれないと思う前に、できるだけ自然の食材、添加物が使われていない食事を意識してみてはいかがでしょうか。
私がすすめている、免疫力を高める食事について詳しく学びたい人は、当店の宿泊体験コースをご利用ください。
- 価格: 1269 円
- 楽天で詳細を見る