高血圧で塩分摂取を気にしている人へ
過度な塩分制限はしなくてもいい。
高血圧患者の約半数は、高血圧になりやすい体質を受け継いでいるといわれています。
両親ともに高血圧の人は、特に注意しなければならないのですが、高血圧になりやすい体質には、塩分の影響を受けやすい、カルシウムの調節機能に問題があるなど様々な要因があります。
普段から塩辛いものを好む、外食・中食が多い高血圧症の人で、医療機関から「塩分を必要以上に摂っているので、塩分は摂り過ぎないようにしてください。」と指示を受けている人もいることでしょう。
食塩をとると、血液中の塩分濃度が高くなりますが、そこで濃度を調整するために、体内の水分が血液中に集まります。その結果、血液の量が増え、血圧が上昇するからです。
ここで注意しなければならないのは、塩を悪者扱いせずに、人間の身体に合った塩を選ぶということです。人間の身体の3分の2は水です。この体液や血液の塩分濃度は,、0.85%、7.3±0.03の弱アルカリで、魚類の体液に近い濃度です。これは、海水の約3分の1の濃度を保っていることになります。
この残りの4分の3は細胞内に含まれ、細胞外液として血液やリンパ液として体内を流れています。長い進化の過程で、海水から体液がつくられた私たちの身体に合った塩とは、その内なる海である古代海水やミネラル組成を再現できるようなものです。人間が生きていく上で、塩は不可欠な調味料です。
では、身体にとって理想的な塩とは?詳しくは過去記事をご覧ください。↓
体内の余分な塩分を排出させる食材
普段、塩分が多い食事をしていると気づいたら、塩分を体外に排出させる食材を摂ることも必要です。塩分を排出させるカリウムが多く含まれる野菜についてはいろいろと挙げられていますが、私が一番おすすめしたいのは山菜です。
採りたてのタケノコをローストして、自家製味噌を添えた料理です。収穫後すぐにローストすることで、タケノコのえぐ味は薄れます。
ふきのとうやタケノコ、ふき、タラの芽などの山菜は、これから時期を迎えますので、採れる時期に食べる、冷凍保存しておくなどして、高血圧の改善に役立てるのも一つの方法だと思います。
血圧が高くなっているかもしれないと感じたら、過去記事を参考に食生活の改善に取り組むことをおすすめします。↓
いろいろな山菜の調理法について知りたい人は、当店の料理体験コースをご利用ください。山菜の見分け方や山菜が美味しく食べられる調理法、調味料の選び方などをお教えします。時期は、旬の山菜が味わえる5月上旬がおすすめです。
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