新★レストラン自然食研究所のブログ

病やアレルギーを改善する食事・健康を考えた食生活のアドバイス

市販のアイスクリームに注意!

アイスクリームにも危険が潜んでいる。

 

気候が暖かくなってきたせいか、スーパーでアイスクリームのまとめ買いをする人を見かけるようになりました。その度に思うのが、市販のアイスクリームの危険性を見極めている人が少ないということです。

 

 

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アイスクリーム類は、乳固形分と乳脂肪分の含有率によって大別されており、含有率の多い方から「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」の3つの種類に分けられます。

 

 

「アイスクリーム」は、乳固形分15.0%以上 うち乳脂肪分8.0%以上というように牛乳などの乳成分が多く含まれているのに対し、「アイスミルク」は、乳固形分10.0%以上 うち乳脂肪分3.0%以上の含有量が食品衛生法で定められています。

 

 

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ラクトアイス」については乳固形分3.0%以上と乳成分がほとんど入っていないのですが、その代わりにトランス脂肪酸が含まれた植物性油脂が使われています。

 

 

また、ラクトアイスにはアイスクリームを作るのに必要な卵が使用されておらず、砂糖の代わりに大量生産できる糖類が含まれています。この糖類とは、化学の力で生み出された甘味料で、摂り過ぎると脳にも身体にも悪影響を及ぼす恐れがあります。

 

 

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市販のアイスクリームの多くは「ラクトアイス」として表示されていますが、それらはレシチン(乳化剤)や人工甘味料などいろいろな食品添加物が使われたアイスクリーム風味の冷菓なのです。

 


乳化剤として使われているレシチンは、天然添加物で毒性は低いといわれていますが、あくまでも人為的に加工されたもので、レシチンの原料の大豆の多くが遺伝子組み換え作物です。

 

 

また、人工甘味料には脳の快楽中枢を刺激し、コカイン以上ともいわれている依存性があります。人工甘味料の摂りすぎは、身体の機能にダメージを与え、キレやすい、うつ病や精神病など精神面をも脅かす恐れがあります。

 

 

また、消化器系の働きが弱まり、ミネラルやビタミンの吸収が妨げられることで、免疫力が低下し、感染症のリスクも高まります。

 

 

このことから、安価だからとラクトアイスを頻繫に食べる、子供に与えるという行為はある意味危険なことと私は思います。アイスクリームを食べたいのであれば、安全な材料で手作りにする、できるだけ添加物が使われていないものを選ぶようにすることです。

 

 

過剰な食品添加物の摂取は心身の問題を招く。

 

アイスクリームに限らず、食品添加物が使われた食品は私たちの身近に多く存在しています。

 

 

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これらに含まれた化学物質は、今すぐではないかもしれませんが、複合的に蓄積して身体にあらゆるダメージを与えてしまいます。

 

 

organiccentre.hatenablog.com

 

 

今は何ともないと感じていても、化学的な食品を摂り続けていると、体内に溜まり続けた化学物質が次の世代、その次の世代に悪影響を及ぼすことになるかもしれません。

 

 

 

近年、生まれながらにして健康上の問題を抱えている、ちょっとしたことでキレやすく、事件を起こす子供が増え続けているのは、食品添加物が中心の化学的な食品に偏った食生活が背景にあるとも私は考えます。

 

 

organiccentre.hatenablog.com

 

 

近年は、幼少期に人工甘味料食品添加物の味に慣れてしまうことで、大人になっても自然の味が理解できない人が増えていることに私は危惧しています。

 



国は、もっと食品添加物の規制を厳しくすべきだと思うのですが、そうなると食品会社からの税収入が減ってしまうので、改善にはまだまだ時間がかかりそうです。心身ともに健康を維持していくためには、消費者が商品の安全性を意識した商品を選んでほしいと思います。