今後はエアロゾル感染による肺炎が増えていく!
高齢者は要注意!ウィルス感染による肺炎発症
昨日は、和歌山の病院に勤務する医師が新型コロナウィルスに感染し、この病院で受診した患者が新たに感染、肺炎を発症しました。
この病院では、男性医師との接触はないと報告していますが、病院という様々な病原菌やウィルスが飛び交っている施設の中でのエアロゾル感染が否定できないと私は考えます。
人口動態統計によると、平成30年の日本人の死因の第5位が肺炎です。原因は、肺炎球菌感染による感染が最も多く、他には、細菌性、ウイルス性、マイコプラズマ、クラミジア、真菌性、寄生虫などの病原体に感染によるものと薬剤性などの非感染性による肺炎があります。
65才以上の高齢者がインフルエンザなどの感染症を発症した場合、その4人に1人が肺炎を患うともいわれています。高齢者の場合、必ず高熱が出るというわけではなく、平熱の状態で倦怠感や食欲不振を訴えた後、急激に意識障害を起こすケースもあります。
肺炎患者が増加している原因の一つに、抗菌薬の処方が挙げられます。抗菌薬は、一部の細胞を破壊することで、効果を発揮しますが、ウィルスには細胞がないので、ウィルス性の風邪には効果が期待できないといわれています。抗菌薬の服用は、腸内の善玉菌を殺してしまい、薬剤耐性菌が増えることで抗菌薬が効きづらくなってしまいます。
また、すすめられた薬の服用によって、身体がよくなろうとする「自然治癒力」にブレーキをかけてしまい、逆に免疫力が低下して、症状が長引いたり悪化したりすることがあります。
食生活で免疫力・自然治癒力を発揮することが最善の予防策
今後は、病院内でのウィルス感染や肺炎も日々増えていくことと私は予想しています。
感染症や肺炎にならないためには、自然に沿った無添加の食事を心がけていくことで、身体に備わっている免疫力を高めて、自然治癒力を最大限に発揮させるのが最善の対策といえます。
私がすすめている食事は、玄米を主食とし、ミネラルや食物繊維を豊富に含む根菜類(大根・人参・ゴボウ・レンコン)や海藻類、キノコ類の副菜や海藻の味噌汁、ぬか漬け、梅干です。
当研究所のホームページでは、玄米ご飯の炊き方や免疫力の向上に役立つ食事について、また、味噌や梅干、ぬか床の作り方なども掲載しています。
私がすすめる玄米食についてもっと詳しく知りたい人は、調味料や食材の選び方、おいしく続ける玄米の炊き方や味噌汁の作り方、健康を考えた副菜作りが学べる宿泊体験コースをご利用ください。感染症や生活習慣病の予防として、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー体質の改善を目指したい人にもおすすめのコースです。
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