農薬漬けの野菜は免疫力を低下させる。
農薬が身体に与える悪影響
近頃は、スーパーでも生産者の連絡先を表示した野菜の販売をよく見かけるようになりました。しかし、実際に食べてみると、野菜本来の香り・甘みを感じない商品が多いように感じます。大量生産のために農薬を使う生産者がいまだに多いのでしょうか・・・。
農薬がふんだんに使われた野菜を食べ続けていると、人間の腸に存在する腸内細菌の働きが弱まり、腸内環境も悪くなっていきます。
腸内環境が整っていないと、免疫力が衰えてしまい、感染症などの免疫疾患やアレルギーを引き起こす恐れがあります。
当研究所のモロッコいんげんの畑です。農薬や化学肥料を一切使わず、有機肥料だけで育てるととてもやわらかく、甘く、香りもよいものができます。
農薬の使用は、野菜の残留農薬による健康被害の他、土壌や生態系のバランスを崩し、また、土壌に生息する害虫が農薬に耐性を得ることで、新たな農薬やより強い効き目の農薬が必要になります。
農薬を使い続けていくことで、野菜の農薬残留リスクや土壌の微生物や害虫への薬害リスクが増えます。感染症、食物アレルギー、花粉症など、化学物質漬けの土から生まれた野菜が与える健康被害は、これからも増えていくことでしょう。
当研究所の糠塚きゅうりの畑です。
近年は、畑を守るため、自分や家族の健康を守るために農薬を使わないようにする生産者もいますので、毎日食べる野菜は、できるだけ農薬が使われていないものを選びたいものです。
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