新★レストラン自然食研究所のブログ

病やアレルギーを改善する食事・健康を考えた食生活のアドバイス

春が近くなると体調を崩しがちな人は

なぜ日中に眠気が強くなるのか?

 

今年は、全国的に春の到来が早くなりそうです。

 

 

毎年、冬から春への季節の変わり目になると、昼でも眠気が強くなる、体調を崩してしまうという相談をよく受けます。皆さんの中にも思い当たる人がいるのではないでしょうか。

 

 

冬は、体温の放出を防ぐために、自律神経が身体の血管を収縮するようコントロールしています。

 

 

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しかし、春になって暖かくなると、今度は体内の熱を放出するため、血管を広げるように働きかけます。冬から春への季節の変わり目には、昼と夜、また日々の気温の変動が激しくなるため自律神経がその変化に対応しきれず、バランスの調整がうまく働かなくなってしまい、自律神経のバランスが乱れることによって、眠気やだるさなどの不快な症状が起こりやすくなります。

 

 

 

また、寒い時期は新陳代謝が活発に働くことが少ないが、気温が高くなると新陳代謝の働きが高まり、それまで排泄されなかった体内の老廃物が体外に一気に出ようとするため、一時的に体調の変化がみられる場合があります。中には、精神状態が不安定になる人もいるようです。

 

 

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普段、肉などの動物性食品を始めとした高たんぱくな食品や味の素を始めとした化学調味料食品添加物が使われた加工食品、パンや麺類などの麦が使われた食品、外食・中食が多い人は、血液の質が弱くなることで、こういった症状が出やすくなる傾向にあると私は考えます。

 

 

山菜は身体に溜まった老廃物を排出させる。

 

 

現代のようにありとあらゆる食材や食品が手に入りにくかった昔は、塩漬けした食材や漬物を食べて越冬し、春に季節の山菜を食べることで、身体に溜まった塩分や老廃物を体外に排出させていたのですが、今は山菜を食べる習慣が年々減ってきているようです。

 

  

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当研究所の裏庭に生えている秋田フキのふきのとうです。

 

 

カリウムや食物繊維を豊富に含む山菜は、高血圧予防として、また便秘の改善としても毎年食べることをおすすめします。

 

 

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こごみの新芽です。天ぷらの他、おひたし、味噌和えなどにしてもおいしく食べられます。

 

 

 

山菜の中には、独特の苦味が強いものもありますが、それも春の時期ならではの自然の醍醐味です。山菜も、調理法次第でおいしく食べられるものです。

 

 

 

山菜の調理法やについて詳しく知りたい人には、当店の宿泊体験コースでお教えしています。(山菜が旬を迎える5月上旬の頃がお勧めです。)山菜の見分け方や山菜に合う調味料なども学ぶことができます。

 

 

 

 

洋望荘/自然食研究所 YOBOSO/Organic Centre

無添加の調味料を使った魚介類料理や玄米菜食を味わってみませんか?洋望荘/自然食研究所は、アレルギー改善、ダイエット、健康維持を目的とした自然食を提供するレストランと宿泊施設です。

2020/02/17 12:30