新★レストラン自然食研究所のブログ

病やアレルギーを改善する食事・健康を考えた食生活のアドバイス

化学調味料や食品添加物の摂取が胎児に影響を及ぼす。

胎児が母体から影響を受けやすい時期

 

近年は、先天性異常や難病の子供が増加傾向にあります。少子化なのに養護学校へ通う生徒は増え続ける一方で、施設や支援学級が足りないのが現状です。

 

 

先天性異常の原因は、遺伝子関連の他に母体側の要因、免疫力低下による感染、抗生物質などの薬によるものが挙げられ、器官形成が起きる妊娠5~10週、脳については4~13週、目や心臓は5~9週、聴力は5~19週が影響を受けやすい時期だといわれています。

 

f:id:organiccentre:20200110141313j:plain

 

地球上のすべての生物は海の中に発生し、長い進化を経て現在に至っています。人間も同じです。なぜなら、人間の身体を流れる体液・血液および母親が体内で新しい命を育むための羊水は海水と同じ組成だからです。

 

 

受精後、新しい生命体は、細胞生物→魚類(1心房・1心室の心臓ができ、エラで呼吸する胚の時期)→両生類→爬虫類(まだしっぽがある時期)→原始哺乳類(胎児になる時期)といった、40億年近い歳月を費やした生命の進化をわずか数週間のうちに体験し、出生後は「霊長類(ハイハイする時期)」→「二足歩行するヒト」になります。

 

f:id:organiccentre:20200116143013j:plain

 

日本では、化学調味料や防腐剤、着色料などの食品添加物等の摂取が胎児に大きく影響しているということに気が付き、安全な食生活を心がけようとする人はまだ少ないように思われます。家庭での食育がなされていないということも原因の根低にあると私は考えます。

 

妊娠期間前の薬の服用も影響がある!

 

他には、多種・多用な薬の服用が少なからず胎児に影響を与えていることも挙げられます。妊娠期間前であっても、残留性のある薬(ワクチンや角化症治療薬、関節リウマチ治療薬など)ほど、その危険性は高くなります。

 

f:id:organiccentre:20200116143039j:plain

 

食品に使われている化学調味料食品添加物は、体内に入るとほとんどのものが分解されず、蓄積されてしまいます。そして、蓄積され続けたものはいつか病の原因となって現れます。

 

f:id:organiccentre:20200116143101j:plain

 

これらが使われているインスタント食品や市販の惣菜・弁当が日常の食事となっている今、これから出産をする人、将来子供を産みたいと考えている人が食生活の意識を改めない限り、奇形やダウン症、アレルギー疾患など何らかの異常を持って生まれる赤ちゃんはこれからも増えていくことでしょう。