新★レストラン自然食研究所のブログ

病やアレルギーを改善する食事・健康を考えた食生活のアドバイス

玄米・味噌・ぬか漬け・梅干が健康維持に繋がる。

 

人間の体内には、自然治癒力の元といわれる物質「インターフェロン」が存在します。ウィルスが体内に侵入すると、細胞からたんぱく質の一種であるこの物質を分泌して細胞がウィルスに感染するのを防ぎます。この防衛システムを最大限に生かすことで、薬に頼らなくても安全で理想的に健康を維持することができます。

 

 

この物質がうまく働くようにさせるには、毎日の食事で血液を弱アルカリ性に保つように心がけることです。それには、玄米を主食とし、海藻の味噌汁と梅干し、ぬか漬けを少々、また、身体を温める働きがある根菜類(大根・人参・ゴボウ・レンコン)や海藻類、キノコ類の副菜を毎日の食事に取り入れるようにすると効果が期待できます。

 

 

玄米や雑穀には、体調維持に必要なたんぱく質も含まれているので、体調がすぐれない時は無理してたんぱく質を補おうと思わなくてもいいのです。

 

f:id:organiccentre:20200115140427j:plain

 

穀物や豆類、ゴマなどのふすまに多く含まれている「IP6・アイピーシックス」(イノシトール6リン酸)には、抗酸化作用や抗ガン作用があります。IP6が身体の中に入ることで有害な物質を体外に排出し、細胞を守る働きをしてくれます。

 

f:id:organiccentre:20200115140831j:plain

当研究所考案の玄米菜食メニュー。とろろ昆布と自家製たくあんをのせた玄米雑穀ご飯、ふのり汁、大根と人参のそぼろ煮、当研究所裏のキノコ畑で収穫した椎茸の蒸し焼きです。副菜の調理には、できるだけ油脂類を使わないようにしています。

 


玄米雑穀ご飯、梅干、季節の野菜のぬか漬け、具だくさんの野菜とふのりの味噌汁。こんなシンプルな食事でも、健康は充分維持できます。

 

f:id:organiccentre:20200116132238j:plain

おろし自然薯とメカブを添え玄米雑穀ご飯です。自然薯や長芋、海藻類は、便秘の改善に有効な食材です。梅干がとても合います。

 

 

f:id:organiccentre:20200107132832j:plain

 

味噌は、大豆のタンパク質を麹菌によって発酵させ、消化しやすいアミノ酸に変えてできたもので、米にはない必須アミノ酸が含まれています。このことから、玄米ご飯と味噌汁の組み合わせはお互いに栄養価を高める効果があります。

 

 

このように、玄米+味噌+ぬか漬け+梅干は健康を維持できる最強の組み合わせです。私は、野菜細工・切り絵の公演で海外に行く時は、この4つと醤油を必ず持参します。長期の滞在でも体調を崩して帰ってくることはまずありません。

 

f:id:organiccentre:20200115141246j:plain

 

当研究所では、大寒の頃、杉樽に黒豆味噌を仕込んでいます。当店ご利用のお客様は、見学・味見ができますので、ぜひ体験してみてください。

 

 

 

 

 

天然成分100%オーガニックスキンケア【Sorabudo】