新★レストラン自然食研究所のブログ

病やアレルギーを改善する食事・健康を考えた食生活のアドバイス

砂糖を選ぶなら精製されていないものを

 白砂糖よりは黒糖やてんさい糖

 

私は、調理にできるだけ砂糖を使わず、魚介類や野菜など食材が持つ自然の旨味や甘みをできるだけ引き出す調理法を心がけています。でも、どうしても料理に砂糖を使いたい時は?今回は、身体に負担をかけないための砂糖選びについて紹介したいと思います。

 

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私は、ホームページやブログで精製された塩は身体に有効ではないと説明しています。これは、塩に限らず砂糖にもいえます。なぜなら、白砂糖は、精製する段階で苛性ソーダや硫酸などの化学物質が使われており、この時点でミネラルやビタミンが奪われているからです。

 

 

三温糖や中双糖(ザラメ)は、白砂糖と同じ製法で最終段階で食品添加物のカラメル色素が使われています。茶色い砂糖だから白砂糖よりもいいと思う人がいるかもしれませんが、三温糖や中双糖はおすすめできません。

 

料理に砂糖は使い過ぎないこと

 

では、料理に使う砂糖はどんなものがいいのでしょうか?

 

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私は、寒冷地に住んでいるので、ビーツから作られるてんさい糖や、きび砂糖、水飴を使っています。また、魚の煮付けや豚の角煮には、ミネラルを多く含む黒糖をよく使います。砂糖は、塩と同様に昔ながらの製法で作られたものが一番です。

 

 

その他、和三盆糖も時々使いますが、最近は白砂糖を混ぜて売る業者がいるので、選ぶ際は注意が必要です。

 


いくらいい砂糖でも、やはり摂り過ぎは身体に負担をかけてしまいます。糖分の摂り過ぎは、体内からカルシウムが奪われ、骨がもろくなる、虫歯になりやすいなどのリスクが高くなります。料理に使う砂糖は、少々高くても健康を考えて少量使う。ちょっとした心がけで毎日を快適に過ごせるはずです。