食品添加物がふんだんに使われている大手チェーン店のケーキ
チェーン店やパン・菓子メーカーのケーキは危険?!
ケーキ店の店頭に並ぶ商品に「手作り生菓子」というイメージを持つ人が多いと思いますが、大手チェーン店など安価な商品が陳列されているケーキやお菓子には、原材料のコストを抑えることができる食品添加物が必ずといっていいほど使われています。
ショーケースの商品には添加物表示の義務がないだけで、実際は乳化剤や着色料、pH調整剤などの食品添加物が使われていることが多いです。
クリスマスシーズンに大手スーパーやパンメーカーが作るクリスマスケーキは、 クリスマスのおよそ1カ月前から作り置きされ、冷凍されていることが多いです。
冷凍保存しているケーキなのに、クリームがとてもクリーミーなのは、混じり合わないものを均一な状態にする食品添加物「乳化剤」を使用しているからです。こういうわけで、作り置きされたケーキのクリームがいつまでもなめらかな状態を保っているのです。
ホイップクリームの角が立ったままのケーキには「リン酸塩」が使用されていることが多いです。リン酸塩は、品質改良材や結着剤としてよく使用されます。デパ地下などで売られているケーキなどにも、乳化剤の他にリン酸塩が使われています。
これは、工場で作ってから店舗へ運ぶための輸送時間や、その間に揺られるハンデがあるために「リン酸塩」などの食品添加物を使用しているのです。
「リン酸塩」を過剰摂取すると、腸管からのカルシウム吸収が阻害され、血中カルシウムが低下します。また、カルシウムが神経細胞内に蓄積されることで、脳・神経系に異常を引き起こすといわれています。
「リン酸塩」の他にケーキに使用されている食品添加物として、胃腸障害や染色体障害を引き起こす恐れのある「保存料」や発がん性リスクのある「膨張剤」が挙げられています。商品を選ぶ際は、原材料表示に注意が必要です。
安価な食品ほど食品添加物が使われている。
大手チェーン店やパン・菓子メーカーのケーキは、価格が安い商品が多いのですが、 コスト面を考え、精製した植物油脂を多用しています。特に、マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸を使用している商品は、アレルギーや心疾患、ガンを始めとした病を引き起こすなど、身体への負担が大きいので、選ぶべきではないと私は思います。